2017年は、Mr.カラーが前身のレベルカラーから名称を変えて40年となる節目の年。
これを記念した、期間限定の新色ラインナップMr.カラー40th Anniversary・アニバーサリー シリーズを展開中です。

こちらは、プリビアスレッド。
2008年以前の C3レッドが復刻、現行に比べ深みのある色味が特徴です。

こちらは、プリビアスブルー。
根強い要望のあった、2009年以前の5番ブルーの色味を再現。

このpreviousは、以前の、前の、と言う意味ですから直訳すれば、以前の赤、以前の青となります。
プリビアスレッドとかプリビアスブルーだとカッコイイ響きですが日本語だとそのまんまの意味になりますね。
さて、この色は、私達おじさん世代には慣れ親しんだ色で、現行の色には抵抗がありました。
突然、全く別の色になったんですから、そりゃ驚きましたし、使い勝手が悪くてしょうがありませんでした。
しかし、原色は濁りのない純な色が原色の筈です。
色は足す事はできても引く事はできません。
茄子紺の様な色や深みのある赤は、原色であるはずがないのです。
それなら最初から現行色を原色とするべきだったんでしょうが何かあったんでしょうね。
とにかく原色を途中から変えるなっちゅう話です。
思えば最初に色変わりしたのはダークイエロー、これ肌色の様な色でした。
どこが暗い黄色なんだろうかと不思議な感じでしたね。
是多分、屋外展示してある戦車の色をそのまま持ってきたんではないかと思うんです。
退色して色味が抜けたダークイエローじゃないかと思っています。
この肌色のダークイエローは色味が変更され、今の様な色味になったんですが、こういううのは大賛成です。
日本語の赤とか、青、色の守備範囲が広いですね。
赤といってもピンキリですし、青も同じような事がいえます。
本当は原色から調色するのが良いのでしょうが、面倒なのと、二度と同じ色が作れないのか厄介なんですね。
出来るだけ瓶入りの色を使った方が、何かと便利です。
困るのは、メーカーによって色味が違う事や、ラッカー系とアクリル系で色味が違う事ですね。
また、ガイアノーツがエナメル系を発売したり、タミヤもラッカー系を発売したりとごたごたしております。
お店の方も色が増えすぎて、困っているのが現実です。
また、Mr.カラーの100番台以降はなかなか売れないで困るそうです。
売れる色と売れない色が決まっているそうで、問屋の注文も最低6本単位だそうです。
だから私が行っているお店は100番までしか在庫していません。
いろいろ脱線しましたが、色の話ですから仕方がありませんね。
昔の色がお好きな貴方、買うなら今ですよ。
赤と青、昔の色で出ています。