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じゃごろの模型日記

手抜きモデラーのプラモ日記です
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ハインケル He100D-1

ハインケル100D

本日のキットは、スペシャルホビー1/32 ハインケル He100D-1です。
ドイツのハインケル社が、1938年に初飛行させた高速の単発単座戦闘機です。
主力戦闘機の座を賭けたハインケル社のHe112は、メッサーシュミットBf109との競争試作に敗れてしまいます。
主力の座を奪い返すため、空軍省からの正式な試作下命なきまま自主開発されたのがHe100です。

ハインケル100D3

キットはパーツが少なく、非常にアッサリしています。
エンジンもなく、コクピット内も1/32にしては寂しい限りです。
胴体や翼等は綺麗なモールドで、外形は良さそうです。
これは素材として捉え、気になるところは自分で手を加えると解釈した方が良さそうです。
ある意味ハセガワと設計コンセプトが似ているかもしれませんが価格が・・・。

ハインケル100D4

組説は2枚で、簡単なイラストになっています。
シートベルト等、エッチングパーツが付いています。
塗装のバリエーションはありませんが、デカールは3種類が選択出来ます。

He112がBf109より劣速で、上昇力でも運動性でも劣ったことから、軽量化と徹底的な生産合理化、高速化のための空力的洗練が図られます。抵抗を減ずるため集中冷却器を排し、主翼外板を表面冷却器とした結果、Bf109Eより80㎞/h優速でした。
また離着陸時の事故が多発していたBf109の外側引込式主脚に対し、一般的な内側引込式を採用しています。
通常型エンジン(1175hp)で周回区間の世界速度記録634㎞/hを樹立します。
更に水エタノール噴射装置付き(短時間1750hp)エンジンで、1㎞区間746㎞/hの公認記録を樹立します。
期待通りの高性能を発揮したHe100の採用を確信したハインケル社でしたが、戦闘機はメッサーシュミット社専任となります。
被弾率の高い主翼を表面冷却器に当てたことが脆弱性を高めることは自明であり、高い失速速度と高翼面荷重、発動機架まで廃止してエンジンをバルクヘッドに直付けするなど凝りすぎと評され、問題点も多く実用性に対する懸念は払拭できませんでした。
ハインケル社では、レーサー的性格が強かった初期型から、戦闘機としての実用化に転じて、尾翼面積の拡大や表面冷却器から胴体下半半埋め込み式の集中冷却器に変更するなど改修を施しましたが、突き出した高速性が失われた事もあり、不採用の決定は覆らなかったのです。
しかし、He100D-1はHe113の仮名で種々に迷彩され、実戦配備されているように対外宣伝されました。
プロバガンダとして公式発表された写真が有名です。
日本海軍も1941年にHe100D-0を購入して、評価試験をしています。
全備状態で670㎞/hもの高速を発揮し関係者にショックを与えましたが、採用は見送られています。

He100がBf109と代わって主力戦闘機に採用されていたら活躍したでしょうか?
少なくとも離着陸時の事故は少なく、稼働率はUPしたでしょう。
私的には無骨なBf109よりスマートなHe100のほうが好みなんですが、実際に操縦した小福田パイロットはこう述べています。
「無骨で実用的で合理主義、時に搭乗員の意見も量産性のために無視するなど、ドイツらしい戦闘機。」







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【 2017/01/12 (Thu) 】 飛行機 | TB(0) | CM(0)
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お手抜きモデラーのじゃごろです。
スケール物中心にupします。
宜しくお願いします。

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