fc2ブログ

じゃごろの模型日記

手抜きモデラーのプラモ日記です
121234567891011121314151617181920212223242526272829303102
月別アーカイブ  【 2017年01月 】 

帝国海軍局地戦闘機 雷電

雷電

本日のキットは、造形村1/32 帝国海軍局地戦闘機 雷電です。
造形村のスタッフが、米国カリフォルニアのチノ航空博物館でP51ムスタングの取材中に、雷電の取材も可能になったため、急遽製作可能になったというエピソードがあります。この時、今まで開けられる事のなかったパネルまですべて開ける事が許されたので、初めて内部構造が詳しく分かり、造形村のコンセプト通りのキットが誕生したわけです。

雷電2

日本機離れした太い胴体が再現されます。
翼の分割が変わっていますね。

雷電3

コクピット内部等細かい部品が沢山あります。
胴体下面の分割は、フィレットのエッジ再現のためでしょうか。

雷電4

エンジン等も細かく分割され、モールドも綺麗です。
造形村も5機目なので設計や造形に手慣れてきた感じを受けます。
桁が目を引きますね。

雷電5

フラップ等動翼は別パーツになっています。
プロペラの出来も良いようです。

雷電6

ぶ厚い組説、造形村のこだわりです。
ボーナスパーツのパイロットと別売の金属銃身です。

大型爆撃機の迎撃を主任務とする局戦に要求されるのは、上昇力、速度、火力の三つです。
速度と上昇力を確保するためには大馬力のエンジンが必要ですが、当時の日本には戦闘機用の大馬力エンジンはありませんでした。そのため爆撃機用の直径が大きい当時の最大馬力を発揮する火星エンジンしか選択の余地がありませんでした。
空気抵抗減少のため紡錘形が採用され、雷電独特の太い胴体が設計されます。
しかし、雷電の開発は困難で時間が掛かり、エンジン振動問題等に悩まされます。
実戦配備された雷電は、厚木等でB-29の迎撃等に活躍しました。

雷電7

サンケイの第二次世界大戦ブックス98 雷電です。
このシリーズは元々、米国バランタイン社の「写真、図解、地図入り/第二次世界大戦史」をサンケイ新聞が独占日本語版化したものです。雷電誕生から終焉までが、数多くの写真とともに書かれています。

雷電8

この書の一文を紹介して締めくくりたいと思います。

零戦が、誰でも手軽に扱えて汎用性に富む”市販のナイフ”だとすれば、本書の中心となる”雷電”は、まさしく”専門家向けの刃物”、すなわちプロの乗る戦闘機であった。
零戦ほど手軽には乗りこなせないし、運動性では及ばず、視界も劣る。大馬力、高翼面荷重からくるクセの強さは、経験の浅い搭乗員の手にあまるし、零戦に慣れたベテランにきらわれた例は少なくなかった。
しかし、戦況が、この扱いにくい「雷電」の登場をうながした。かっての万能機・零戦は、米軍機の性能向上にともなって、さして取り柄のない平凡な機へと落ち、よほどの敏腕搭乗員が操縦桿をにぎらなければ、必殺の一撃を与えることができなくなっていた。
これに比べて、扱いにくい”鬼っ子”の「雷電」は、完熟した搭乗員が調子万全の機に乗って発進すれば、抜群の上昇力と強力な武装によって、迎撃専門に鍛え上げられた”切れ味”を、存分に発揮した。一芸に秀でた戦闘機が、必要な情勢になっていたのだ。
全生産機数は零戦の二〇分の一にすぎず、実戦期間もわずか一年でしかなかった「雷電」に、零戦のようなはなばなしいエピソードはない。それでもこの局地戦闘機が、今なおひと筋の光となって日本航空史に輝き続けるのは、逆境の中で燃え尽きたプロたちが、愛した飛行機だったからにほかならない。









スポンサーサイト



【 2017/01/22 (Sun) 】 飛行機 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

じゃごろ

Author:じゃごろ
お手抜きモデラーのじゃごろです。
スケール物中心にupします。
宜しくお願いします。

最新トラックバック
ブロとも一覧
アクセスカウンター
オンラインカウンター
現在の閲覧者数:
カレンダー
12 | 2017/01 | 02
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QR
ランキング
もしお役に立ちましたら、                           ポチッとお願いします。