fc2ブログ

じゃごろの模型日記

手抜きモデラーのプラモ日記です
071234567891011121314151617181920212223242526272829303109
月別アーカイブ  【 2017年08月 】 

ソビエト・重戦車KV-Ⅱギガント

KV-2


本日のキットは、タミヤ1/35ソビエト・重戦車KV-Ⅱギガントです。
キットは1970年代に発売されたもので、これは久々の再販版です。


KV-22


デビュー当時はモーターライズされていたものです。
車体にその名残が見られます。


KV-23


KV-Ⅱの特長である巨大な砲塔です。
高さは人の背丈ほどあります。


KV-24


ソビエトの戦車には工具箱やドラムカン等が搭載されています。
ドイツ戦車の様に多くの工具が車体に取付られていません。


KV-25


起動輪、誘導輪、転輪です。
転輪はポリキャップ式で可動します。


KV-26


履帯は樹脂製で、焼留め式の旧タイプです。
そのままでは塗装出来ません。


KV-27


組説は、日本語版と英語版の2種類が付属しています。
詳しい車体解説が記されています。


1939年、フィンランドに侵攻したソ連軍は、カドレア地域の国境地帯に築かれたフィンランド軍の強固な防衛陣地、マンネルハイム線に前進を阻まれ大損害を強いられ、前線からは強力な火力支援戦車の要望が送られます。
そのため、当時開発が終わって採用されたばかりのKV-Ⅰ重戦車をベースに、152mm榴弾砲M-10を備えた新しい回転砲塔を設計・搭載した陣地突破用戦車が開発されました。
1939年12月の開発要請に対し、1940年1月には試作車完成、2月には増加試作型2両が完成し、直ちにフィンランドに送られると言う突貫作業でした。
前線に送られた2両は、2月11日、マンネルハイム線の一角であるスンマ地区で初めて実戦投入されました。
本車の装備する152mm榴弾砲の絶大な火力は、開発当初の要望に十二分に応えました。また。送られたうちの1両は、フィンランド陸軍のボフォース37mm対戦車砲弾を48発も命中させられたにもかかわらず、砲塔前面で110mm、側面75mmの重装甲はその砲弾をことごとく弾き、全く機能に支障を来さなかったとされています。
この活躍を受け、火力支援型KVは早速正式採用されました。
当初、この戦車は単に「大型砲塔KV」として区別されていただけだったが、正式採用に伴いKV-Ⅱと名付けられ、ソ連の戦車兵からは親しみを込め「ドレットノート」とよばれました。
試作車及び3両の増加試作型は、全て平面の装甲版による、平面形が7角形の砲塔を搭載していたが、量産にあたって、装甲板の構成が簡略化され、両側面は途中でカーブした1枚の装甲を持つ、平面形が6角形の砲塔になりました。
この量産型砲塔は試作型砲塔に比べてわずかに背が低く、また、後面に近接防御用のDT機銃も備えています。
KV-Ⅱは、1940年~1941年にかけて、増加試作型を含め202両が生産されています。
しかし、2名の装填手を要する分離装薬式の砲弾は発射速度は遅く、砲塔も人の背丈ほどもありました。
また、砲塔は大幅に大型化しているにも関わらずターレットリング径はKV-Ⅰと同じで、数トンもある砲塔を支える事に多大な無理を生じさせていました。重い砲塔は、車体が傾いた状態では満足に回転させることもできず、通常のKV-Ⅰでさえ難がある機動性と信頼性はさらに低くなっています。
これほど運用上の制約がある車両でありながら、通常の戦車と混成で同じように扱われたため、いたずらに消耗を重ねることとなります。このため、KV-Ⅱは開戦後ほどなくして生産は打ち切られ、ソ連戦車としては比較的少数の生産で終わっています。

1941年6月の独ソ戦開始後は、フィンランド戦を生き残った増加試作型、量産型ともに前線に投入され、フィンランド戦同様、その巨体と重装甲はドイツ兵を驚愕させました。
1941年6月23日、35tを装備するドイツ第6装甲師団は、リトアニアのドゥビーサ川方面の戦いで、KV-Ⅱを保有するソ連第2戦車師団と遭遇、戦車40両と多くの火砲を撃破される大損害を被ります。このため、前進していたドイツ第1装甲師団は反転して、第6装甲師団を支援しなければならなくなります。
また、ラシエイニャイ市内の第6装甲師団とドゥビーサ川橋頭堡の歩兵部隊を分断するために送り込まれた、たった1両のKV-Ⅱは橋頭堡に向かう増援部隊のトラック12台を撃破し、街道上の分岐点に居座ってドイツ軍を食い止め続けます。
これを排除すべく、5㎝Pak38対戦車砲を装備する部隊が送り込まれましたが、返り討ちにあい、続く8.8㎝Flak18/36/37高射砲1門も設置中に砲撃され、破壊されます。
夜になって突撃工作兵が爆薬攻撃を仕掛け、履帯を破壊して行動不能に追い込んだものの完全撃破には至りませんでした。
翌日、軽戦車が囮となっている間に設置された8.8㎝高射砲が水平射撃で6発を命中させました。しかし、貫通したのは2発のみで乗員はまだ生きており、砲塔が動き始めたため、工兵により被弾孔から手榴弾が投げ込まれ、ようやく完全に沈黙しました。
なお、ドイツ軍は放棄されたKV-Ⅱを少数ながら鹵獲しており、これを使用しています。
ドイツ軍に鹵獲され使用された車両には、Ⅳ号戦車のキューポラを増設した独自改造車が存在しています。
スポンサーサイト



【 2017/08/24 (Thu) 】 AFV | TB(0) | CM(0)
プロフィール

じゃごろ

Author:じゃごろ
お手抜きモデラーのじゃごろです。
スケール物中心にupします。
宜しくお願いします。

最新トラックバック
ブロとも一覧
アクセスカウンター
オンラインカウンター
現在の閲覧者数:
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QR
ランキング
もしお役に立ちましたら、                           ポチッとお願いします。