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じゃごろの模型日記

手抜きモデラーのプラモ日記です
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P-47D サンダーボルト


本日のキットは、ハセガワ1/32 P-47D サンダーボルトです。
アメリカ陸軍の2000hp+排気タービン装備、重量級戦闘機です。


サンダーボルト

キットは、水滴風防装備のサンダーボルト。
箱絵はガブレスキー中佐の乗機が描かれています。

サンダーボルト2

太い胴体が特徴のサンダーボルト、モールドも綺麗で外形も問題ありません。
エンジンは、とても良く再現されています。

サンダーボルト3

主翼形状も良好です。
脚庫は別パーツとなっていて、脚収納庫内のモールドも綺麗に再現されています。

サンダーボルト4

胴体下面、主翼左右に増槽が用意されています。
主翼左右の増槽は、爆弾と選択可能です。

サンダーボルト5

カウリングは3分割されています。
カウルフラップは開閉選択可能です。

サンダーボルト6

大判のデカールは、3種類用意されています。
インベージョンストライブは、白部分がデカールで用意されています。

サンダーボルト7

組説は分り易く、組立も容易で問題ありません。
機体解説が日本語と英語で記されています。

サンダーボルト8

塗装図は3種類描かれています。
ガブレスキー中佐機2種と、イーグルストン少佐機です。


P-47の設計は出力2000hpの空冷2重星型8気筒エンジンと排気タービンを装備するとかろから始まりました。
1941年5月に原型機XP-47Bが初飛行し、全備重量5480㎏という飛行機の大きさに周囲は唖然とし、最高速も663㎞/hという飛行結果にも驚きまし。しかし、初期トラブルも多く発生し、強度不足や風防が開かなくなったり、燃料系統にも故障が生じましたが、米陸軍は、この新型戦闘機を発注し、171機が生産されました。
1942年末になると200ガロンの落下式タンクが取り付けられるP-47Cの生産が始まり、前線に投入されと行動半径は大幅に向上し、敵弛内に深く進入することが可能になりました。
続いて、さらに改良されたP-47Dは、高度9200mで697㎞/hを記録し、敵戦闘機との性能差をますます広げていきました。
D型の中で、後方視界を改善するためにレザーバックの流線型胴体を廃止して、水滴型の風防にした機体は、P-47D-25以降のタイプで、最高速度は若干低下しましたが、極めてバランスの取れた戦闘機となり、排気タービン装備と相まって高空から、低空までの、あらゆる高度で高性能を発揮し、特に対地攻撃では猛威をふるいました。

イギリス軍は、タイフーンの視界向上に水滴型風防を採用しました。
これを見たアメリカ軍は、「これ良いんじゃね?」と言うことで早速水滴型風防を採用。
P-51ムスタングやP-47サンダーボルトに取付、視界の向上に成功します。
もちろん前部防弾ガラスやパイロット後部の防弾板も装備しています。
頑丈な機体で生存率も高かった為、パイロット達からは好評でした。
そんな機体で活躍したのが、フランシス・スタンリー・ガブレスキー中佐です。
ヨーロッパ戦線で28機撃墜、朝鮮戦争ではF86で6.5機撃墜のダブルエースです。
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【 2017/11/30 (Thu) 】 飛行機 | TB(0) | CM(0)

メッサーシュミット Bf109K-4 クーアフュルスト


本日のキットは、ハセガワ1/32 メッサーシュミットBf109K-4 です。
G型改造の優れた高高度戦闘機で、量産された最後の機体です。

グスタフ27

私がプラモ少年時代、K型は資料が少なく、怪しげなキットが流通していたものでした。
近年、資料も出回り、当時憧れのK型も1/32と言う大スケールで発売されるよ様になりました。

グスタフ28

このパーツは、G-10のパーツを流用しています。
主輪やプロペラなどは、こちらのパーツを使用します。

グスタフ29

主翼パーツも、G-10のパーツを使用しています。
フラップ、前縁スラットが別パーツとなっています。

グスタフ30

G-6の胴体パーツを除いた部分を使用しています。
このプロペラは使用しません。

グスタフ31

後部胴体や主車輪カバーなどが新規パーツになります。
尾輪カバーが一体成型されています。

グスタフ32

このパーツは、G-10のパーツを使用しています。
増槽や主輪などは使用しません。

グスタフ33

透明部品は、G-10のパーツを使用します。
前部キャノピーは、G-10と違うパーツを選択します。

グスタフ34

デカールは2種類付属しています。
機首の赤いチューリップの機体が再現されます。

グスタフ35

組説は分かり易く、組立も容易で問題ありません。
機体解説が日本語と英語で記されています。

グスタフ36

塗装は2種類から選択出来ます。
どちらも第52戦闘航空団機で、迷彩パターンが違っています。


1943年春以降、ドイツ本国への空襲が激しさを増していました。
メッサーシュミット社はドイツ空軍の要求に基づきBf109G型改造の優れた高高度迎撃戦闘機の開発を勧め、Bf109K型を開発しました。K-4型は、Kシリーズでは最初の生産型で、基本的にはG-10型の内部構造と細部の改修を行ったものです。
エンジンはDB605DMまたはDB605DB型を搭載、プロペラは幅広のVDM9-1259Aを装備しています。
武装は30mmのMk108機関砲1門をプロペラ軸を通して装備するほか、機首上部に13mmのMG131機銃2丁を」装備、外観上の胴体の特徴は主車輪カバーを付け、尾輪を引き込み式にして空気抵抗を減らしました。
このほか、オイルクーラーはDB605ASと同じ大型のFo987に交換しています。
この改修を行ったことで、機体の空気抵抗が減りその結果、最大速度は同じエンジンを装備したG-10型よりも20㎞/h(高度7500m)増して710㎞/hを記録しています。
K-4型は、G-10型よりも早い1944年9月に生産に入り、10月初め第27戦闘航空団、第111飛行隊が最初に受領、1944年末までに9個飛行師団にいきわたっています。


昔々、ドイツ機の製作は困難な物がありました。
資料が少なく、塗料の色も良く分かりませんでした。
モノグラムカラーと言う洋書にカラーチップがあり、その色で調色したものです。
また、一時期ドイツ機マニアなる者が非常に五月蠅く、キットの重箱の隅を突くような事がまかり通っていました。
しかし、若かった頃は気力、体力十分で製作に励んでおりました。
長い年月を経て、悟りを開いた現在、「細かい事はいいんだよ。」
胴体寸法が1mm短いだ長いだだの、膨らみがどうだの、一切関係なし、「それらしく見えればOK。」
基本製作をキッチリやって、塗装してそれらしい雰囲気があればそれで良し。
何も足さない、何も引かない、キットのあるがままを形にすべし。
我惑わず、他人は他人、自分は自分、我が道を行く、これプラモ道なり。

と言うことで、手抜きモデラーになりましたとさ。(笑)
【 2017/11/29 (Wed) 】 飛行機 | TB(0) | CM(0)

メッサーシュミット Bf109G-14


本日ノキットは、ハセガワ1/32 メッサーシュミット Bf109G-14です。
有名なハルトマン大尉機の乗機が再現されます。

グスタフ17

このキットは、定番キットではなく限定版となっています。
機首のブラックチューリップで有名なハルトマンの乗機が、2種類の塗装から選択できます。

グスタフ18

G-14は、後継機の開発が遅れたため、より手軽な方法でG-6型を急遽再生することになりました。
そのため基本的にはG-6をベースにしているため機首バルジ等、胴体部は同じです。

グスタフ19

手翼もG-6と基本的に同じです。
フラップや前縁スラットが別パーツになっています。

グスタフ20

増槽や小物類も共通パーツです。
出来もG-6と同じ様に問題ありません。

グスタフ21

機首上部やバルジなどG-6と共通パーツになっています。
実機はエンジンが変更になっていますが、外形上は分かりません。

グスタフ23

大型化した垂直尾翼は、G-14の特徴の一つです。
新規パーツと変更されています。

グスタフ24

キャノピーは、エルラ・ハウベに変更されていて、外観上の大きな特徴の一つです。
デカールはハルトマン乗機2種類が付属しています。

グスタフ25

組説は分かり易く、組立も容易で問題ありません。
機体解説が記されていますが、ハルトマンについては一切説明がありません。

グスタフ26

塗装図はハルトマン乗機2種類から選択出来ます。
第53戦闘航空団 第一飛行隊と第52戦闘航空団 第7中隊の2種類です。

Bf109型全型式をつうじて最高の量産数を記録したG-6型も、旧式化するのにそれ程時間を要しませんでした。
また、後継機の開発も遅れたため、より手軽な方法でG-6型を急遽再生することになりました。
エンジンをMW50パワーブースト・アシストシステム併用のDB605AMに換装し96オクタンのC3燃料を使うと言うもので、G-14型と呼ばれました。G-14は、新規生産の他にG-6型からの再生機も多く、外型も多くのバリエーションがあります。
その中でもエルラ・ハウベと大型垂直尾翼は最も標準的な特徴でした。

型式   エンジン    離昇出力  最大速度
 G-6   DB605A   1475hp    621㎞/h
 G-14  DB605AM  1475hp   665㎞/h
 G-10  DB605D    1800hp   690㎞/h

ハルトマンは、撃墜数352機のエースで、撃墜数は戦史上最多です。
乗機メッサーシュミットBf109Gの機首に黒いチューリップのマーキングをしていたため「黒い悪魔」と恐れられていました。
その為、ソ連軍はこのマークを見ると逃げ回るため、撃墜数が大幅に落ちた事があります。
そこで仕方なく機首のマーキングを消して戦闘に臨みました。
すると撃墜数が再び伸びたと言うエピソードがあります。
機首の黒いチューリップや赤いチューリップは目立つマーキングで、ドイツ機では有名なマーキングです。
しかし、このマーキング、私にはチューリップには見えませんけどね。
バトミントンのシャトルコックに近い様に見えますが。(笑)
しかし、この黒いチューリップ、戦後のセイバーにも使われていますから人気があるんでしょうね。
【 2017/11/28 (Tue) 】 飛行機 | TB(0) | CM(0)

メッサーシュミット Bf109G-10


本日のキットは、ハセガワ1/32 メッサーシュミット Bf109G-10 です。
定番キットでなく限定品ですが、最近再販された様です。


グスタフ8

Gシリーズの性能向上型で、1800hpのDB605Dエンジンを装備しています。
大型化した過給機ヲクリアーするために左右非対称の膨らみを持っています。

グスタフ9

G-6では尾翼部分が分割されていましたが、このキットはコクピット後方で分割されています。
今後、バリエーションの展開が予想される分割です。

グスタフ10

主翼は、フラップや前縁スラットが別パーツになっています。
左右の主翼は胴体の桁で固定され強度も考慮されています。

グスタフ11

分割された後部胴体は、前部胴体の取付部とガッチリ組み込む様になっています。
それにより取付強度も問題ありません。

グスタフ12

増槽や主輪、スピナーなどのパーツです。
小物類もシャープで問題ありません。

グスタフ13

透明パーツはクリアーで問題ありません。
防弾ガラスが透明パーツで再現されています。

グスタフ14

デカールは3種類が用意されています。
第300戦闘航空団や第51戦闘航空団などが選択できます。

グスタフ15

組説は分かり易く、組立も問題ありません。
機体解説が日本語と英語で記されています。


グスタフ16

塗装図は3種類から選択できます。
塗装が豊富なため、別売デカールなどで、塗装のバリエーションを楽しむ事が出来ます。


1943年春以降、ドイツ本土への空襲は激しさを増していきました。
そのため連合軍の新型戦闘機に対して、性能的にも見劣りしてきたG型を再生し高性能化する必要に迫られました。
そこでGシリーズの性能向上化に着手、1800hpを出すDB605D絵MM人を搭載し、全般的に性能を高めたG-10を開発しました。
新型エンジンを包むカウリングは大型化した過給機をクリアーするため左右非対称の膨らみを持ったタイプとし、空気取入口は潤滑油冷却器の大型化により深くなっています。
プロペラは幅の広いタイプを標準装備、重量の増加に対する対策は主車輪を太くし、これに伴い主翼上面のバルジは後に長く膨らんだタイプに改められました。
迎撃任務の際には地上管制局からの指令を受信するための無線機用モラーネ・アンテナを左主翼下面に付けています。
そのほか視界を向上させた新型のキャノピー、尾輪は降着時に前方の視界を向上させるよう延長タイプに改め、垂直尾翼を大型化したこともG-10の特徴です。
G-10は最大速度が飛躍的向上し、連合軍に十分対抗できるGシリーズの決定版となりました。
しかし、開発が遅れたことでG-10の就役は1944年10月となり、戦況の悪化もあってその持てる高性能を発揮する機会は少なかった様です。

このキットは、ハセガワの定番キットではなく限定販売になっています。
メッサ-シュミットのGシリーズは人気が高く、そのファンも多い様です。
そのため限定より定番キットでも良いと思うのですが。
好きな時に買えると言うのは大事だと思います。
メーカーの都合もあるんでしょうが、ユーザも大事にしないと廻り回ってきます。
「模型店で好きな時、好きなキットを買う事が出来る事」が醍醐味なんです。
作りたいと思った時、手に入らなければ、「もういいや。」と思ってしまいますよ。
【 2017/11/27 (Mon) 】 飛行機 | TB(0) | CM(0)

メッサーシュミット Bf109G-6 グスタフ



本日のキッットは、ハセガワ1/32 メッサ-シュミット Bf109G-6です。
Bf109G(グスタフ)は、DB601の改良版にあたるDB605搭載した機体で、多数の派生型が開発され後期の主力機となりました。


グスタフ

連合軍側が続々と新鋭機を繰り出してきたため、1年と経たず旧式化したF型に変わり開発されたタイプです。
G-6は戦争の激化や航空機生産のピークと重なった事もあって、1万機以上も生産され最高の量産数を記録しました。

グスタフ2

キットは繊細な凹モールドで、外形も良好です。
エンジンは再現されていないため、パーツ数は押さえられています。

グスタフ3

フラップや前縁スラットは別パーツになっています。
主翼や主脚収納庫も形状は良好で問題ありません。

グスタフ4

キャノピーは開閉選択式です。
前部の防弾ガラス等も透明パーツで用意されています。

グスタフ5

デカールは2種類用意されています。
G-6は塗装バリエーションが数多くあるため、別売デカールも多数発売されています。

グスタフ6

組説は分かり易く、組立も容易です。
機体解説が、日本語と英語で記されています。

グスタフ7

塗装図は2種類が記されています。
有名なハルトマン中尉の乗機とバルクホルン大尉の乗機です。

Bf109G型の開発における留意点としては速度、火力、防弾装備の向上、そして与圧キャビンの実用化、また、広く任務に適応するための専用装備のキット化も考えられていました。
機体そのものは、空力的完成の域にあったF型をそのまま受け継ぎ、エンジン、内部装備、細部に変更を加えた程度で、改修の手間も少ないせいか開発着手から3ヶ月後の1941年10月には先行量産型のG-0型が完成しました。
1943年に入ると連合軍用機の防御装備も向上し機首のMG17(7.92mm)機銃からMG131(13mm)機銃に強化したタイプが作られました。それぞれ、与圧キャビン付の高高度戦闘機型がG-5型、非与圧キャビンの中高度戦闘機型がG-6型と呼ばれました。
特徴としては、機銃の空薬莢排出筒をクリアするために円形のバルジが機首上面に大きく張り出しています。
G-6型は、1万機以上も生産され主力戦闘機として活躍しました。

このキットは、1/32のキットを安価に発売するため必要最小限度の内容に「なっています。
素組でも十分な内容と言えますが、コクピット内部は1/32としては寂しい物があります。
手を入れたい方は存分に腕を振るう事が出来ますので、素材と考えるが吉。
ハセガワも売りっぱなしではなく、エヂュアルドやアイリスなどと手を組んでアフターパーツを発売すべきと思います。
飛行機モデルの醍醐味は、正確な外形と精密なコクピット、エンジンでしょう。
液令エンジンだから外から見えないので最優先はコクピットですね。
キットで精密なコクピットを提供しないのなら、アフターパーツを斡旋して欲しいと思います。
地方ではなかなか入手するのは難しく、もっとお手軽に入手できるようにするとキットももっと売れるはずです。
また、以前から言われていることですが、ハセガワのデカールは致命傷です。
質が悪く劣化が早いので、もっと良質のデカールを用意することが必要です。
自社で出来ないならこれも他社の良質なデカールを斡旋すべきだと思います。
社内会議などで問題提起されないんでしょうかね。
ユーザーの声が製品に反映されないのは問題だと思います。
劣悪なデカールだけを変えたキットを何度も発売してもユーザーは馬鹿ではありません。
このような事が積み重なっていくと業績が悪くなると言う事は誰が考えても分かる事だと思います。
ハセガワに苦言を呈するのは企業責任だと思うからです。
ハセガワに頑張ってもらいたいと思うからこそであって、これで目が覚めて欲しいと思うんです。
ハセガワのキッット、本当に良いキットだと思います。
速やかな改善を望みます。
【 2017/11/26 (Sun) 】 飛行機 | TB(0) | CM(0)

長っ鼻のドーラ FW190D-9 その4


本日のキットは、ハセガワ1/32 Fw190D-9 後期型です。
垂直尾翼が大型化されたタイプです。


ドーラ24

箱絵は、第26戦闘航空団 第11飛行隊 第7中隊機です。
箱絵には、スワチカは描かれていません。


ドーラ25

胴体など基本パーツ類は、通常型と共通部品です。
昨日のキットと同じ物です。

ドーラ26

主翼類も通常型と共通パーツです。
このパーツ類も昨日と同じ物になります。

ドーラ27

大垂直尾翼が大型の物に変更されています。
他のパーツ類は共通パーツになっています。

ドーラ28

主輪や増槽なども共通パーツです。
開発の段階で、後期型を発売する予定だった様です。

ドーラ29

大判のデカールが付属しています。
塗装指示のマーキング以外のデカールが多数余る様です。

ドーラ30

組説はシンプルで組立も問題ありません。
機体解説が日本語と英語で記されています。

ドーラ31

塗装図は1種類が示されています。
箱絵の機体が再現されます。


ハセガワの1/32D-9は、定番と後期型やデカール替えのキットなどが発売されています。
また、バルクホルンの乗機も発売される様です。
1/32のデカールも別売されており、D-9の様々な塗装が楽しめそうです。
しかし、1/32で何機も作る方は少数と思われますが。(笑)

さて、話は変わってエースの乗機で迷っています。
クラブの次回展示会のテーマが、エースの乗機なんです。
もう一つが、リンドバーグなどの有名機です。
メンバーはすでに着手しており、エース機は、1/32のマルセイユ機が出品予定です。
その他、岩本機や坂井機等の零戦、スピットファイアが製作されています。
そして私の予想では紫電改も製作されると読んでいます。
何れも1/32のキットが選択されています。
私も1/32のキットでと思っていますが、なかなか絞る事ができません。
昨日のキットもエース機ですし、P-47のガブちゃん、も迷うところ。
タミヤのムスタングも良いなぁと思ったり、ハルトマン機も浮かんだりとかいろいろです。
夏以来なまけ癖がついてしまい、なかなか気合がはいりません。
エース機、何にしようかな~。

【 2017/11/25 (Sat) 】 飛行機 | TB(0) | CM(2)

赤っ腹のドーラ FW190D-9 その3


本日のキットは、ハセガワ1/32 Fw190D-9です。
このキットは、新金型で製作された新世代版です。

ドーラ14

昨日に続き、パペガイシュタッフェルのD-9です。
ハイグレード シリーズでがなく、新金型のキットです。

ドーラ15

胴体は垂直尾翼と分割されています。
エンジンは再現されていません。

ドーラ16

脚収容庫は別パーツで、翼内銃が貫通しているのが再現されます。
エンジン補器が再現され、脚収容庫隙間からチラリと覗くのが再現されています。

ドーラ17

垂直尾翼が差し込み式でベツパーツとなっています。
大型化された後期型が発売されるのでしょうか。

ドーラ18

小物類も十分再現されています。
増槽が付属しています。

ドーラ19

キャノピーは2種類選択式です。
塗装により型式が違っています。

ドーラ20

大判のデカールが付属しています。
マーキングは3種類から選択出来ます。

ドーラ21

組説は分かり易く、問題ありません。
機体解説が記されています。

ドーラ22

塗装図は3種類から選択出来ます。
第44戦闘団から2種類、第3戦闘航空団から1種類です。


このキットは、ハセガワの新金型版でお手軽にD-9が購入出来る様になりました。
タミヤと比較される事が多いんですが、素材と考えれば十分だと思います。
そのまま組んでも問題ありませんし、自分が満足いくまで手を入れるのもいいでしょう。
別売のエンジンやコクピットパーツを組み入れて、もっと精密感を高める事も可能です。
さて、このキットの機番やマークのマルの部分は黒でなく、赤になっています。


ドーラ23

念のため、タミヤの塗装図を見ても赤の様です。
昨日のハイテクシリーズのデカールは間違いですね。
当時はそのことは分からなかったんでしょうか。
今では赤が定説になっています。
昔は、白黒の写真から、その明度差で色を推察したものでした。
今ではパソコンを使用して明度差を読み取り、カラー写真に復元できるようになりました。
判明出来なかった塗装が、白黒写真があればカラー化できるのです。
これにより、いままで不明とされた塗装が解明されて行くでしょう。
しかし、間違ったデカール、ハセガワさん、何とかできませんか?
【 2017/11/24 (Fri) 】 飛行機 | TB(0) | CM(0)

赤っ腹のドーラ FW190D-9 その2



本日のキットは、ハセガワ1/32 Fw190D-9 パペガイシュタッフェルです。
金属パーツを多用したコレクターズ ハイグレード シリーズとなっています。


ドーラ7

胴体下面を赤に白のストライプの派手な塗装をされたドーラです。
味方高射砲の誤射を避けるための物でした。



ドーラ8

このキットは、旧FW190Aの主翼に新規の胴体パーツを組み合わせたキットです。
その為、必要最小限度のパーツしかありません。

ドーラ9

主翼は旧キットのため凸モールド、胴体は新規のため凸モールドです。
脚収容庫も浅く、旧キットのままです。

ドーラ10

ラジエータやカウルフラップなどがエッチングパーツになっています。
プロペラや脚柱など金属パーツになっています。

ドーラ11

デカールは2種類付属しています。
第44戦闘団のマーキングは問題ありそうです。

ドーラ12

組説は1枚物で、機体解説はありません。
パペガイシュタッフェルについての説明は一切ありません。

ドーラ13

裏面は塗装&マーキング図となっています。
第44戦闘団と第4戦闘航空団が選択出来ます。


パペガイシュタッフェル(オウム中隊)は、ジェット戦闘機Me262の離着陸時の上空援護を行う部隊です。
ガーランド中将率いるJV44(第44戦闘団)内に編成されました。
機体下面の赤に白のストライブの派手な塗装は、味方高射砲の誤射を避けるためのものでした。

このキットは、旧キットの主翼と新規の同体を組み合わせてハイグレード シリーズとして発売された物のデカール替えです。
新規のキットではありませんのでお間違いない様に。
ハイグレード シリーズは、ME262から複座型に変更されたキットも発売されTいました。
当時、1/32のME262複座型やD-9は発売されていませんでしたので、そこそこ売れたと思います。
これはその2番煎じで、派手な塗装で気を引こうと言う訳です。(笑)

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さて、このキットのデカールでは、機番1と中央のマークの丸の部分が黒になっています。
この写真を見て、あなたはどう思われますか?

明日に続きます。
【 2017/11/23 (Thu) 】 飛行機 | TB(0) | CM(0)

長っ鼻のドーラ FW190D-9


本日のキットは、トライマスター1/48 FW190D-9 です。
優れた戦闘機であったFW190Aの高高度性能改善のために計画されました。


ドーラ

エンジン換装とラジエーター装備のため、機首が延長されています。
その為、長っ鼻のドーラ と呼ばれていました。

ドーラ2

トライマスター製だけあり、モールドも綺麗で外形も良く特徴を捉えています。
脚庫も別パーツで、十分再現されTいます。

ドーラ3

主翼形状も問題なく、パーツ数も多くありません。
1/48ドーラの決定版と言える秀逸なキットです。

ドーラ5

金属パーツが付属しています。
コクピットは、エッチングパーツを使用して精密に再現されます。

ドーラ4

デカールは7種類用意されています。
有名なバルクホルン少佐機やベブケ大尉機等エース機が選択出来ます。

ドーラ6

組説は横開きの1枚物で、組立も問題ありません。
機体解説が日本語や英語等で記されています。


トライマスターからこのキットが発売された時、マニアは歓喜の声を上げたものでした。
人気のあるドイツ機で、しかも1/48ドーラの決定版と言えるキットでしたから手にした方も多いと思います。
トライマスターは、ドイツ機ばかりを発売するマニアテックな会社でした。
多分ドイツ機マニアの方が、既存のキットでは満足できなくて起こした会社ではなかたろうかと思います。
だから拘りが凄くて、正確な外観や金属パーツを多用して精密感を出す、上級者向けキットでした。
本当に良く出来たキットでしたが、ドイツ機マニアはいろいろ言うのも特徴です。
また高額なうえ販路も独自に持たず、確かハセガワが一枚噛んでいたと思います。
トライマスターは倒産して、この金型はドラゴンに流れ再販されました。
このキットは、トタイマスターの記念すべく製品第1号なんです。
短い時期でしたが、トライマスターの技術力の高さを見せつけたキットでした。
トライマスターは、なんかマニアホビーに似ているとこがあるんです。
技術力と経営力、難しいもんだと思いますね。
いや、やっぱりお金かね、資本力、金型って高いですから。
プラモって「夢の再現」ですが、お金って「現実は厳しい」ですね。
今の時代、新しいメーカー誕生は、日本では難しい様です。
【 2017/11/22 (Wed) 】 その他 | TB(0) | CM(0)

赤と青 (昔の色で出ています)


2017年は、Mr.カラーが前身のレベルカラーから名称を変えて40年となる節目の年。
これを記念した、期間限定の新色ラインナップMr.カラー40th Anniversary・アニバーサリー シリーズを展開中です。


赤色

こちらは、プリビアスレッド。
2008年以前の C3レッドが復刻、現行に比べ深みのある色味が特徴です。

青色

こちらは、プリビアスブルー。
根強い要望のあった、2009年以前の5番ブルーの色味を再現。

赤青

このpreviousは、以前の、前の、と言う意味ですから直訳すれば、以前の赤、以前の青となります。
プリビアスレッドとかプリビアスブルーだとカッコイイ響きですが日本語だとそのまんまの意味になりますね。
さて、この色は、私達おじさん世代には慣れ親しんだ色で、現行の色には抵抗がありました。
突然、全く別の色になったんですから、そりゃ驚きましたし、使い勝手が悪くてしょうがありませんでした。
しかし、原色は濁りのない純な色が原色の筈です。
色は足す事はできても引く事はできません。
茄子紺の様な色や深みのある赤は、原色であるはずがないのです。
それなら最初から現行色を原色とするべきだったんでしょうが何かあったんでしょうね。
とにかく原色を途中から変えるなっちゅう話です。

思えば最初に色変わりしたのはダークイエロー、これ肌色の様な色でした。
どこが暗い黄色なんだろうかと不思議な感じでしたね。
是多分、屋外展示してある戦車の色をそのまま持ってきたんではないかと思うんです。
退色して色味が抜けたダークイエローじゃないかと思っています。
この肌色のダークイエローは色味が変更され、今の様な色味になったんですが、こういううのは大賛成です。

日本語の赤とか、青、色の守備範囲が広いですね。
赤といってもピンキリですし、青も同じような事がいえます。
本当は原色から調色するのが良いのでしょうが、面倒なのと、二度と同じ色が作れないのか厄介なんですね。
出来るだけ瓶入りの色を使った方が、何かと便利です。
困るのは、メーカーによって色味が違う事や、ラッカー系とアクリル系で色味が違う事ですね。
また、ガイアノーツがエナメル系を発売したり、タミヤもラッカー系を発売したりとごたごたしております。
お店の方も色が増えすぎて、困っているのが現実です。
また、Mr.カラーの100番台以降はなかなか売れないで困るそうです。
売れる色と売れない色が決まっているそうで、問屋の注文も最低6本単位だそうです。
だから私が行っているお店は100番までしか在庫していません。
いろいろ脱線しましたが、色の話ですから仕方がありませんね。

昔の色がお好きな貴方、買うなら今ですよ。
赤と青、昔の色で出ています。




【 2017/11/21 (Tue) 】 日記 | TB(0) | CM(2)
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