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じゃごろの模型日記

手抜きモデラーのプラモ日記です
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中島 キ44 二式単座戦闘機 鍾馗 Ⅱ型 丙


本日のキットは、ハセガワ1/32 中島 キ44 二式単座戦闘機 鍾馗 Ⅱ型 丙 です。
従来の格闘性能を重視した「軽単座戦闘機」ではなく、速度重視の「重単座戦闘機」です。


鍾馗

鍾馗Ⅱ型は、武装の相違から甲、乙、丙各型があります。
丙型は、機首、主翼にそれぞれ12.7mm機関砲2門装備していました。
 
鍾馗2

胴体はモールドも綺麗で、外形も良好です。
フラップは、別パーツとなっています。

鍾馗3

主翼は、鍾馗の特徴を良く捉えています。
速度性能重視の為、小型で薄い主翼になっています。

鍾馗4

脚カバーや小物パーツ類も良く出来ており、問題ありません。
胴体内機関砲が再現されています。

鍾馗5

増槽が2個付属しています。
燃料冷却器が付属しますが、塗装例の機体についていたかは不明です。

鍾馗6

キャノピー等透明パーツはクリアーで良好です。
前部キャノピーは2種類付属しますが、丙型は望遠式照準器の穴が開いていない方を使用します。

鍾馗7

デカールは2種類用意されています。
飛行第70戦隊 第3中隊機2機が選択されています。

鍾馗8

組説は分り易く、組立も問題ありません。
機体解説が、日本語と英語で記されています。

鍾馗9

塗装図は2種類描かれています。
第70戦隊 第3中隊 小川 誠准尉機と第70戦隊 第3中隊 吉田 好雄大尉機です。


昭和13年に陸軍は重戦闘機の計画を研究方針のなかに盛り込みました。
この研究方針で求められた重戦闘機の基本は、特に速度を追求し、武装については機関砲1門、機銃2丁というものでしたが、昭和13年度の研究方針では重戦闘機の考え方はまだ確定しきれていませんでした。
この研究方針を元に昭和13年後半、陸軍は中島に研究開発を開始させました。
この後、昭和14年6月2日に陸軍は中島に正式試作を命じました。
この時点での要求は、時速600㎞/h(高度4000m)以上、上昇時間が5000mまで5分以内、行動半径600㎞、武装が7.7mm機銃×212.7mm機関砲×2というものでした。 これは当時世界各地で運用または開発中の戦闘機の性能以上を目指したものでした。
開発段階で問題になったのはエンジンです。当時大出力で小型のエンジンは日本に存在していませんでした。
このため、大直径ですが、1250馬力を出す中島ハ41を搭載することにしました。
主翼は、速度重視のために小型で薄い主翼になりました。しかし、このために着陸時の速度が上がってしまうという短所もありました。中島は、この対策のため主翼後縁に蝶型フラップを取付ました。このフラップは基本的にファウラーフラップの一種ですが着陸時は最大45°まで下げられます。またこのフラップは操縦桿頂部のスイッチにより15°~20°まで空戦フラップとして作動します。しかし、蝶型フラップを持ってしても離着陸は難しい機体とされました。
固定式武装は機体に89式7.7mm機銃、主翼に1式12.7mm機関砲を装備していました。
キ44と命名されたこの機体は昭和15年8月に1号機が完成、テストに供されましたが要求値には及びませんでした。
この為、中島はカウルフラップ、カウリング、気化器の空気吸入管を改修することにより、最大で626㎞/hの速度を出すことに成功しました。キ44が二式単座戦闘機として採用されたのが昭和17年2月でした。
機体製造番号152号機までがⅠ型と呼ばれた初期生産型です。Ⅰ型でテスト中の昭和16年1月にはエンジンをより強力なハ109に換装したⅡ型の研究が進められ昭和17年12月制式採用が決定されました。
Ⅱ型には武装の違いから甲、乙、丙各型があり甲型はⅠ型同様の胴体に89式7.7mm機銃、主翼にホ-103 1式12.7mm機関砲を装備、照準器も眼鏡型で353機生産されています。乙型は、胴体に1式12.7mm機関砲を装備していましたが、主翼内の武装は撤去されていました。特別装備として主翼内に40mmロケット砲のホ-301が装備出来た型で393機生産されています。丙型は、胴体、主翼内に1式12.7mm機関砲を装備した型で照準器も光像式に改められています。製造番号1750以降の機体でⅡ型各型のなかで一番多く生産されました。

鍾馗は、速度と重武装の「重戦闘機」でした。
頑丈な機体で優れた急降下性能を持ち、燃料タンクに防弾ゴムを、コクピット背面に防弾板を装備していました。
しかし、離着陸時、(機首が上を向く事により垂直尾翼は胴体の陰に入る形になり、垂直尾翼の高さが重要になる)安定性、操作性の低さが事故の頻発につながり、「殺人機」と悪評を下されています。
一部の古参搭乗者には海軍の雷電と同様に扱いが難しい機体であると敬遠され、当初飛行時間800時間に満たない操縦者による操縦は危険であるとされましたが、若年操縦者を乗せても何ら問題はありませんでした。
優秀な上昇力や急降下性能、最高速度、武装、防弾装備、頑丈な機体に魅力を感じた操縦者も多かったのです。
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【 2017/12/04 (Mon) 】 飛行機 | TB(0) | CM(0)
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お手抜きモデラーのじゃごろです。
スケール物中心にupします。
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