本日は晴天、暖かいお天気です。
ブログに載せる為、いろいろなプラモを引っ張り出しましたが、懐かしいですね。
ただ、積み重ねて置いているので、箱の強度が問題です。
昔のモノグラムなどは箱が柔らかく、潰れやすいです。
大型機は下側の箱が上部になり、中央に補強のダンボールが入っています。
欧米の箱は、作りが貧弱なものが多かったです。
それに対して、アジア系の箱は欧米より上等で、丈夫な物が多かったです。
考え方の差が良く分かりますが、最近は欧米の箱も良くなりました。
積むのが前より楽にはなりましたが、皆さんは何個ぐらい重ねているんでしょうか。
さて、本日はハセガワ1/72 新明和 US-1 “レスキューバード です。

ハセガワの古いPS-1のキットにレジンパーツを追加した改造キットです。
完成させるまでにかなり手を加える必要があるキットで、資料を見ながら工作する必要があります。

中身は勿論PS-1のキットです。
PS-1/SS-2が選択出来るハセガワの古いキットです。

US-1改造用のレジンパーツです。
レジン製のクルーも付属しています。

デカールです。
大判のデカールが剥き出しで入っています。
箱の写真を見て、「作りたい」と大勢の方が思ったのではないでしょうか。
鮮やかな塗装が見栄えのする海難救助飛行艇です。
しかし、組説もPS-1のままで、ペラ紙1枚の塗装図でUS-1に改造する難物キットです。
これはもう少し丁寧に組説を追加すべきだと思います。
第一、涙的型窓がPS-1のままで2個しかありませんが3個必要です。
また、脚柱や脚収納庫などの強度不足など修正すべき点はかなり多いです。
脚柱のシリンダーは切り取る必要があるんですが、ハセガワは一切関与していません。
レジン製の脚収容庫とアンテナでお茶を濁してお終いです。
この辺がハセガワの悪い癖で、クレームが寄せられても仕方がないレベルだと思います。
これに慣れた上級者には、改造素材として重宝されている方も大勢います。
現に展示会では良く見かけたものです。
ただキットを知らないといかに苦労した作品かが分からないでしょうね。
私は、PS-1の完成品を落下させて大破した苦い記憶があります。
だから再度、作って見たい思いはあります。
どうせなら派手なUS-1の方がいいかなと思いますが、面倒な気もしますね。
ただ、このキットも別の場所で見た記憶があるのでもう1個あるのかもしれません。
それなら早く1個は作らないといけません。
何しろレジンパーツは変形し易いのでね。