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じゃごろの模型日記

手抜きモデラーのプラモ日記です
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ミコヤン MIG-25 フォックスバット

ミグ25


本日のキットは、LS1/144 ミコヤン MIG-25 フォックスバットです。
ソビエト連邦のミグ設計局が開発したマッハ3の最速戦闘機です。


ミグ252


キットは、小スケールながら良く出来ています。
MIG-25の特長を良く捉えています。


ミグ25」3


パーツも組説もシンプルです。
このシリーズは№19まであり、手頃に楽しめるキットです。



1950年代、アメリカではB-58、XB-70、SR-71などの超音速機が開発されていました。
ソ連は、こうした侵入機に対する迎撃戦闘機の開発の必要に迫られていたのです。
そこで、ミコヤン・グレビッチ(ミグ)設計局にその開発が依頼されます。
その結果、完成されたのが1961年に登場したYe-155です。
高速性と高高度性能を持ちつつ安全性と運動性を確保するため、主翼は高翼配置となっていました。
機体後部の垂直尾翼は2枚で、世界初の装備でした。
飛行試験は1960年代を通じて行われました。
戦闘機型や偵察機型が製作され、1964年に偵察機型が初飛行しています。
1967年7月に行われたモスクワ・ドモジェドヴォ空港での航空ショーにおいて、MIG-25が突如出現し西側に衝撃を与えました。
アメリカも公開された機体に対抗し得る機体を自軍に保有していないと考え、危機感を募らせました。
アメリカが使用していた戦闘機は機動性が悪い物が多く、機動性に優れたF-15を開発することになります。
1976年9月6日、ベレンコ中尉亡命事件によって、MIG-25の実際の性能が明らかになります。
これは、MIG-25が演習中に突如急降下し日本に向かって飛行を開始します。
これを日本のレーダーが捉え、千歳基地のF-4EJがスクランブルを行いました。
日本に向かってくるMIG-25を探すが、レーダーサイトのレーダーは低空飛行に移ると探知することができませんでした。
また、F-4EJのレーダーもルックダウン能力が低く、MIG-25を発見できませんでした。
結局、そのままMIG-25は函館空港に強行着陸します。
このことにより日本のレーダー網の脆弱性が判明、早期警戒機のE-2Cを導入する事になります。
このMIG-25は、日米共同による調査が行われました。

高速飛行で高熱に曝される部分に置いてチタン合金ではなくニッケル鋼が多く使われたいた事。
そのためMIG-25が安全に飛行できる最高速度はマッハ3ではなく、マッハ2.83程度。

迎撃に特化した戦闘機であり、機動性はあまり高くない事。
地上管制の誘導を受けながら広大な国土上空を飛行し、長射程ミサイルを目標まで運び発射するもの。

新型のターボファンエンジンやターボラムジェットではなく、従来型のターボジェットエンジンを採用していた事。

電子機器はアメリカ以上のハイテクとみられていたが、オーソドックスな真空管が多く使われていた事。
旧式ながらレーダーの出力は600kwと極めて大きい物であった。

機体設計においては、革新的よりは信頼性に重点をおいた堅実な設計に基づいた機体であった事。

以上の事から西側の懸念した様な格闘戦用の戦闘機ではない事が判明します。
ソ連の防空システテムに組み込まれる、領空防衛を主目的とする迎撃戦闘機であると考えられました。
これにより、西側への侵攻が行われた際に前線に現れ脅威となる状況は想定されなくなったのです。
調査班は西側諸国の不安が「過大評価」であったとの結論を下しています。


1984年、当時の新鋭機F-20とF-16XLがLSより発売されました。
その当時1/144は100円が普通だったのですが、これは200円と高い価格でした。
その後、「ジェット機シリーズ」で発売されていた機種がパッケージ、デカール換えで発売されました。
この再販された機種はデカールが良く、マイクロエアークラフトシリーズは好評を得たものです。
しかし、MIG-25と言えば機体よりベレンコ事件を思い出します。
当時1/72でハセガワからMIG-25のキットが発売されていました。
この事件後、爆発的に売れに売れたと言う話を聞きました。
当時スケール物は低迷していた頃で、他メーカーはガンプラなどに移行しつつありました。
しかし、その後もハセガワはジェット機を作り続けて行ったのです。
この小さなLSのキットを眺めながら、そんな事を思い出しました。
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【 2017/08/13 (Sun) 】 飛行機 | TB(0) | CM(0)
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